目次
さくらサーバーのステージング機能を使ってテスト環境を作成する方法
今回さくらサーバーを使っているWordPressでずっとバージョンアップを行っていなかったサイトなので、本番環境でバージョンアップを行う前にテスト環境で行いたいと思い、さくらサーバーのステージング機能を使ってみましたのでまとめました。
この記事はさくらサーバーを利用してWordPressを利用している方向けの記事です。
さっそくスタート
さくらサーバーコントロールパネルにログイン
サーバーのコントロールパネルにログインします。
URL:https://secure.sakura.ad.jp/rscontrol/

さくらのレンタルサーバーコントロールパネルにログインしました。
ログインした状態から操作を進めます。

バックアップ&ステージング SnapUPの利用開始
左側メニュー「Webサイト/データ」項目から「バックアップ」をクリックします。

表示された画面の「バックアップ&ステージングの利用」の箇所にある「利用開始」をクリックします。

そのまま待ってると「バックアップ&ステージングの利用を有効化しました」と表示されます。
バックアップ&ステージングの利用の箇所に「SnapUp」ボタンが表示されましたら「SnapUp」をクリックします。

別タブで黒い画面の「SnapUp」が表示されました。
画面に表示された「www.◯◯◯.sakura.ne.jp」(ホスト名)をクリックします。

サイトの追加
「はじめかた」の説明が表示されましたら「サイトを追加する」をクリックします。

「サイトを追加する」画面が表示されましたらサイトの情報を入力し「追加」をクリックします。

サイト名は好きな名前でOKです。
次にサイトのタイプを選択します。
今回は「WordPress」サイトなので「WordPress」を選択します。

「対象パス」は入力するか「WPパスを選択」に表示されますので選択しますと対象パスの箇所に反映されます。

「サイト登録ありがとうございます」と表示されましたら、サイトの登録は完了です。
表示された「閉じる」ボタンをクリックします。

スナップショット(バックアップ)を作成
ここからスナップショット(バックアップ)を作成します。
画面の中央上部に表示された「スナップショットを追加、作成する」をクリックします。

「スナップショットを追加する」と表示された画面で「本番サーバーから取得」をクリックします。

「スナップショットを追加する」と表示された画面でコメント入力欄がありますので、わかりやすいコメント「日付」や「バックアップ」などを入力します。
入力後「実行」をクリックします。
※「2025-10-15WPバックアップ」など任意のコメントでOKです

スナップショット取得中の画面が表示されますので完了までそのまま待ちます。

少し待っているとスナップショットが作成され画面に追加されました。
ここまでの作業でスナップショット(バックアップ)まで完了です。

ステージングサーバーを作成
次はステージングサーバーにスナップショットを作成していきます。
画面右側に表示されている「ステージングサーバーを作成する」をクリックします。

「ステージングサーバーを作成する」画面が表示されます。
それぞれの項目を入力ます。
最初から本番環境にあわせた内容でチェックが選択されてますので、そのままの設定がおすすめです。
入力後は「追加」をクリックします。

お客様にてお好きな文字列を設定してください。(※最初はランダムな文字列が表示されます。)
MySQLバージョン:本番環境にあわせて設定。(※WordPressの場合のみ)
PHPバージョン:本番環境にあわせて設定。(※WordPressの場合のみ)
http/https:本番環境にあわせて設定。
画面右側にステージングサーバーが作成されました。

ステージングサーバーは作成されましたが、まだサーバが空の状態なのでスナップショットをセットします。
先程の画面が表示されましたら「作成したスナップショット」をクリックします。

スナップショットの下にメニューが表示されますので、ブルーのボタン「ステージングサーバーへセット」をクリックします。

ステージングサーバーへのセットの確認が表示されますので「サイトURLをリリース先に合わせる(既定)」を選択し「OK」をクリックします。
基本は選択されていますのでそのままでOKです。

ステージングサーバーにセット中と表示されますので待ちます。

「転送が完了しました」と一瞬だけ表示されステージングサーバーの作成が完了です。
画面右側のステージングサーバーにセットされました。

ステージングサーバーのURLの部分にあるURLをクリックしますと、本番環境の複製サイトがステージングサーバー上で表示されます。

次はステージングサーバーのWordPress管理画面にログインしてみます。
ステージングサーバーのWordPress管理画面にログイン
ここからはステージングサーバー上に構築されたWordPressの管理画面(ダッシュボード)にログインしていきます。
通常のWordPressと同じでURLの末尾に「/p-admin/」を入力すれば管理画面にアクセスができます。
URL(例)
http(s)://ステージングサーバーのURL/wp-admin/
ログイン情報は本番環境と同じです。

ログインしてみても複製されたサイトなのでURL以外は同じです。
このテスト環境でバージョンアップなどの検証が行うことができます。
ステージングサーバーの削除方法
複数サイトを運用している場合、まとめて複数サイトでテスト環境を作成したいと思いますが、ステージングサーバーは同時に1つまでしか使用できません。
そのため、既にステージングサーバーが作成されている場合は、その作成されたステージングサーバーを削除しなければ他のステージングサーバーは作成できません。
通常、検証や動作確認が終わった後そのままにしていても3ヶ月で削除されますが、すぐに他のサイトでもステージングサーバーを利用したい場合は削除して再度登録しましょう。
ここからはステージングサーバーの削除の方法をまとめました。
ステージングサーバー削除手順
画面の右側に作成されたステージングサーバーの歯車のマークをクリックします。

画面が小さく分かりずらいので拡大した画像です。
歯車マークをクリックすると「削除」が表示されますので削除をクリックします。

「ステージングサーバーは削除されました」と表示され削除完了です。

お疲れ様でした!
さくらサーバーのステージング機能は今回初めて使ってみましたがテスト環境としてとても使える機能です。
WordPressのバージョンアップやテーマのアップデート、プラグインの相性などいろいろ試すことができるので初心者の方でもおすすめの機能です!
今回はさくらサーバーのステージング機能を使ってテスト環境を作成する方法について操作手順の解説でした。
















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